もはやどういう関係なのか分からなくなり始めている(いい意味で)
まつながさんのトコで面白いネタを発見。
どうやら,コーラで茶渋を除去できると言うのですが…
比較写真を載せてみましたが,蛍光灯の映り込みで黄味がかってしまいました。
レタッチしてますが,今一つ分かりにくいかもしれません。
さて,試さねばなるまい(笑)
通称, 「食らえ積年の恨み!茶(コーヒー)渋コート宗谷岬マグ(以下,宗谷マグと略)」
が実験台。
昨年の北海道ツアーで入手以来,水+洗剤でしか洗ってこなかったシロモノ。
茶色い汚れは愛着です…多分。
はい,グローバルスタンダード投入。
宗谷マグに8分目まで注ぎ,3分放置,一気に飲み干して…
条件を再現するために送風機(謎)で乾かします。
そして洗浄!
き…れい…に…なった?
色濃さは消えましたが,未だベース色の茶色は残っています。
う~ん…
ならば定番,重曹でどうだっ…
こちらは恐ろしい事態が発生,どす黒い廃液を発生させた後…
美しい輝きを取り戻しました。
実はコレでダメなら試薬特級炭酸水素ナトリウムとか,
宗谷マグ損傷覚悟で高濃度の酸といった,
素敵なオプションも控えていたのですが使わずに済みました(爆)
茶渋の主成分は茶の成分であるタンニンの金属錯体。
で,これがカップの金属や陶磁器の表面と化学的に結合しちゃうので取れにくくなると。
ちょっと調べてみると,重曹がキく理由は,
①中和反応で水に溶けやすいナトリウム塩を形成する
②錯体全体を取り囲み,ミセル化して水溶性を増す(石鹸と同じ原理ですね)
③分解反応で炭酸が発生し,水に可溶なタンニン酸を生ずる。
①と②の2説が有力のようで,こういった説明をよく見るのですが,③もあり得ない話ではなく,いずれも決定打とは言えず。
う~ん,本格的に調べてみるか?
P.S まつながさん
(1)炭酸(コーラ)を長時間入れていたために上記③が起こった。
(2)実はお宅の洗剤が重曹入りだった。
という二つのオチ考えてみたんですが,いかがですか?
2010年6月10日木曜日
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実験ありがとうございます。
返信削除コーラじゃだめなのね・・・
オチは(1)が近いかな。
コーラを入れてたのはほんの数分間ですが、飲んだ後洗わずに2日間近く放置。(笑)
(2)はあり得ないです。
持って行く前に洗ったけど、全然落ちませんでしたから。
>まつなが殿
返信削除いえいえ,実験は私の仕事ですので(謎)
コーラじゃだめ…というよりも,効果が薄かった感じです。
2日放置とは…次はそちらの条件でやってみましょう。
ひょとしたら,残った砂糖分とかその辺が何か反応するかもしれんです(笑)
お久しぶりです!お元気ですか?
返信削除アクリルたわしor卵の殻でもめっちゃキレイになりますよ♪
↑なんという主婦目線ww
十円玉なら綺麗になった経験があります。
返信削除「ほぅーら、こんなにきれいになるということは、歯の健康も悪なるんだよー 体に毒だよ、コーラは。」と学校の先生に教わりましたが、
海松さんがきらいな偽化学ですね。
生協で扱っている水と二酸化炭素だけの最強炭酸水「ただの炭酸水」でも綺麗になることを確認しました。
>みど殿
返信削除お久しぶりです。
今日はお会いできて良かった!!かなりのサプライズでしたよ(笑)
卵の殻は知らなかったですねぇ…今度試してみましょうか。
>文左衛門殿
お久しぶりです。お元気ですか?
綺麗さと健康のつながりがワケワカメですが…
十円玉の汚れは「酸」で落せますので、
炭酸、酢酸(お酢)、硫酸(バッテリー液)なんでもOKです~