2011年11月20日日曜日

天気がいい日は大和ミュージアム(前編)

そろそろ冬がやってきそうな瀬戸内に住んでいます,海松です。

この一週間,それなりに仕事があってぱたぱた(ばたばた,のレベルではないのでw)していたので,週末はじっくり仕事と片づけでもしようと思っていたのですが…

日曜に晴れマークがついちゃった…となれば,行くしかないでしょう。
ツーリングへ。

愛機KLE,もうじき1年点検になるのですが,ついでにタイヤ交換をお願いしようかな…と。
タイヤを減らしておかないともったいないのでツーリングに行くことにします(意味不)

今週もマチャ君と一緒。
今度はこちらから安芸津へ…マチャ君宅で合流して,そのまま185号を呉まで。
学生時代はよく通った道ですが(趣味も仕事もこっち方面でしたので),ここ最近ご無沙汰。

久々の瀬戸内沿岸コースは,やっぱり快走路で,気分の良い道でした。
さて,行先は…





















実は,行ったことなかったんですよね,大和ミュージアム。
駐輪場がすぐ横に作ってあるのと,駐車場が狭いことを考えると,ここはバイクで行きたかった(笑)
とりあえず駐輪場に大型二輪二台を突っ込んで,周辺散策。





















周辺には広場や船舶展示があって,大和の主錨だったり,大和原寸サイズを表現した広場だったり,深海調査船だったりがそこここにおいてあります。
子供と一緒に来てのんびり過ごしても楽しいかもしれません(私は結婚すらしてませんがw)

ぷらぷらした後,JAF割引で入館(笑)

この先,マニアックな内容が続きますので,「無理」な方は回れ右で…





















入ってすぐ,1/10スケールの戦艦大和がお出迎え。
これは……すごい迫力です。全長26m超,下手な漁船より大きいですね。
デジイチを持っていきましたが,18mm広角でも全容が収まりきらない…8mmくらいのレンズが欲しくなります(爆)
これ,きちんと造船所で図面を起こして作った展示物だと言いますから,気合が入っていますね。





















主砲46cm三連装砲も忠実に再現。1/10なので4.6cm…これまた並みの機銃より大きいサイズ…
左後ろには,副砲の15.5cm三連装砲が見えます。この砲,軽巡洋艦「最上」の主砲換装時に出た余りを再利用した…というのは結構有名な話ですかね。

続いて中に入ります…が,想像以上の人出でして,一部展示を見忘れました。
また行かなきゃなりませんね(…という目的を意図的に作っていますw)

鹿児島沖で沈没した大和から引き揚げた遺品。





















船体が二つに折れるほどの爆発を起こして轟沈している割には,なかなかの保存状態で揚がってくるものです。
説明文を読んで,色々と考えさせられました。

この後,戦時中の呉の立ち位置(鎮守府とか…)のスペースを回りますが,この辺りでマチャ君がお疲れモード。
彼も船好きですが,海松の濃い戦艦マニア度についていけなかったようで(笑),ここからペースをまきまき。
あぁ,また来てじっくり見ないと(爆)

個人的には見ていて楽しい縮小模型コーナーをマッハで通過。





















「最上」二次改装後です。
主砲は前述の15.5cm三連から20cm連装に換装。これで軽巡洋艦→重巡洋艦へと扱いが変わります。
要は海軍軍縮条約の条件に合致するように作られた軽巡洋艦なわけでして…
軽自動車にハイパワーターボエンジン積んでるどこかの車のように,日本って昔から「枠組み」を作られるとその中で最大限の力を発揮することに長けていたんですねぇ…昨今の情勢に通じるところがあるかも(苦笑)

で,この「最上」の変態っぷり(失礼)は改装が二度に渡ったこと。
二次改装は…





















後部砲塔が全撤去されて航空甲板になりました…
空母じゃなくて巡洋艦から航空機を発艦,クレーンで回収という発想がもう何というか…
航空機さえ十分な数があれば,結構活躍の場があったのではないかな…と妄想してしまいます。

そのほか,潜水艦や航空機など,詳説つきで展示してあります。
そのスジのマニアな方でしたら,半日余裕で潰せると思いますよ~(笑)

さて,大型資料展示では…
人間魚雷回天や,海龍,各種砲弾に日本の水雷戦を支えた酸素魚雷…
ゼロ戦。





















何故か六二型。
栄エンジンの展示もありました。スバル水平対向のルーツですね(爆)

個人的には不完全燃焼(だが,それがいいのですw)でしたが,ここらで小腹が減ってきたのでミュージアムを後にします。

後編に続く(笑)

4 件のコメント:

  1. 軽巡は矢矧と大淀が好きです(^^)

    私の祖父は幼い頃、呉港で重巡青葉を眺めていたそうです。
    今三段甲板時代の赤城なんか見られた暁には...うは...もう涎が...うは(∀)ww

    空母大好きです。

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  2. >おばた殿
    お久しぶりです。
    趣味があうねぇ,大淀も好きです。後部が電信施設になってるとかもうwktk。

    戦時~戦後すぐの話,というのは今のうちに聞けるだけ聞いておいた方がいいのかも…と,最近思ったりします。二度とない(と信じたい)貴重な経験談になるでしょうから。

    三段赤城…何故か空母についてる20cm連装砲とか意味不明すぎてもう…
    因みに呉沖は「航空戦艦」伊勢の着底現場でもあります。あれも個人的には大好き…(笑)

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  3. お久しぶりです。
    少なくとも周りに語れる友達はおりませんもので笑
    軽巡なのに排水量1万t近いところや、最上型の三連装主砲積んじゃうところがもう(ノД`)おーよどー

    榛名、利根、伊勢、日向、天城、葛城・・・思えばみんな呉に停泊してたんですよね。
    そうですね、今度帰省したら聞いてみます(^^)

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  4. >おばた殿
    語れる相手がいないとは…まぁ,私もあんまりいませんが(笑)
    利根もいいなぁ…「砲+航空機」にロマンを感じます…

    呉の海軍工廠で建造された艦船一覧が,大和ミュージアムに展示されてました。資料としても面白いので,帰省の際は行ってみてください~

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