2011年11月3日木曜日

屋久島に行ってきました(その2の後編)

ウィルソン株を過ぎると,山道の傾斜がきつくなり,木道のアップダウンも激しくなってきます。
このあたりでロッキーさん,膝故障(汗)





















海松も急性副鼻腔炎ぽい症状に悩まされながらも,きあいで登ります。きあいです,きあい。
標高はゆうに1000mを超え,下界とは違う雰囲気を楽しみつつ…

休憩所のすぐ脇には…





















こんな感じで苔むした岩や木がたくさんあります。もふもふ。
これだけ見るとジオラマの森林っぽくも見えるんですが(爆) 実際は質感というか,柔らかさというか,感じる印象が全然違います。

「ひと月に三十五日雨が降る」と言われる屋久島ゆえに,コケやシダのような水分を必要とする植物が,面白いようにそこら中を覆っています。


さらに高度を上げて,木道のすぐ脇に大王杉。































大王の名にふさわしく,堂々とした威容…
ごつごつした縄文杉と比べると,スマートな印象ですね。
触れるくらいの近さに,こんな杉があるということそのものが,貴重な場所だと思います。

この時点で,海松さんのダイビングコンピューターには「高山注意」のインジケータ2つめが点灯。





















夏に知床峠(800m)を走ったときに一目盛点灯してましたが,今回は1200m超えた辺りで二目盛目が点灯。アルゴリズムはわかりませんが,結構正確なんじゃないかコレ。
因みに,これが点灯するようなところへは,ダイビング後一日は行っちゃいけないことになってます。
飛行機乗るのもNGね。

さて,ヒーハー言ってると,人の数が急増。
何でつかえてるかって…































目的地に到着したからなんですけどぉ~(笑)
杉を撮るために人を避けないといけない大変な状態でしたので,海松,

縄文杉撮影を適当なところで済ます(爆)

人が視界に入っていない奇跡のような写真が3枚撮れました・・・
縄文杉保護のため,周囲に柵が組んであるのですが,この柵から溢れんばかりの人,人,人…
聞けば,この日は900人くらい縄文杉登山をしていたようで,10月としてはかなり多い人出だったよう。
ゲンナリ…

この後,休憩所で昼食をとり,ガスってきた(標高1300ですから,天気は刻々と変わります)あたりで下山開始。
基本的にもと来た道を戻るだけですから,あまり新鮮味もありません…が。

こーゆーサプライズは嬉しい。





















森の住人,ヤクシカと遭遇。
それなりに警戒はしていましたが,すぐ近くまで降りてきてお食事中…
毛並みも色艶も良かったんですが,やはり実りの秋だからでしょうか(笑)

野生の動物って,次の動きが読みにくくて,撮影に気ぃ使います。
でも,そこが楽しかったりして。動物写真家とかって,そうやってハマっていくのかな…

で,下山後,時間も惜しいのでタクシーで民宿へ帰還。
食事,入浴後…爆睡(笑)

3日目,海編へ続きます~

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