と,いうわけで備北丘陵公園神楽編。
三演目あったのですが,時間の都合で見れたのは最初の「悪狐伝」のみ。
定番中の定番ですので,正直少々飽(ry
えーと。
あらすじは…
①諸国で散々悪事を働き,安倍晴明によって都を追われた九尾の狐,玉藻の前。
②那須国にて珍斉和尚に一晩の宿を請い,その晩和尚を食い殺してしまうが…
③追ってきた討伐隊の三浦介,上総介によって成敗される。
というもの(うわぁ,簡潔すぎます)。
玉藻前。もちろん男性が演ってるんですが,パッと見美人に見えるのですごいですね。
で,もって相変わらずコミカルな和尚。
箒もって飛び回るわ,観客に冗談飛ばすわ,演目中にビール飲むわ…
相変わらずの破戒僧っぷりを発揮ww
玉藻前の宿懇願を華麗にスルーしつつ,一応あらすじ通りに泊めちゃいます。
で,ドライアイスの煙とともに,玉藻前,狐に変化!
和尚に襲いかかる狐。
が…
なんと和尚,すりこぎでこれに応戦,勝利(爆)
やられた狐がいい味出してますが…おいィ,台本,台本っ(笑)
曰く「たまにゃぁ和尚も勝たんといけまぁ」って…
で,これで終わると非常に不味いので,狐さん復活。
和尚を追っかけまわします(私怨じゃないでしょうな…w)
観客席を疾走する和尚。
顔,笑ってますぜ…
で,狐さん,2匹に分身してこれを追尾。
途中,観客サービスで子供に襲い掛かったら…子供ガチ泣き(笑)
周りから「泣かすなや~」と野次られながら,狐さんすごすごと舞台に撤退していきます。
あぁ,これで狐さん,罪状が追加です。
この後,舞台で討伐軍の二人に追いつかれ,玉藻前の姿に戻って泣きを入れますが…
即バレしてバトル勃発。
最後の抵抗と言わんばかりに,火を噴きながら応戦しますが,あえ無く討ち果たされてしまうのでした。
最初に「少々飽きて…」と書きましたが,ストーリーに関してはいい加減飽きてます(をい)
ただ,和尚のアドリブとか,狐との熾烈なチェイスとか…
いい意味で「伝統芸能らしくない」,フランクな雰囲気は大好き。
今回の火を噴く演出は初めて見ましたので…定番の演目だけに各神楽団,色々趣向を凝らして楽しませてくれるようです。
神楽を初めて見る人にもおすすめしたい演目ですね。
動きが大きいので,躍動感ある被写体としても最適(違)
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