軽井沢で中規模の渋滞に合うも，抜け道（ナビ勢強し！）とすり抜けを駆使して，正午前には道の駅に到着。
軽く昼食をとって，志賀草津ルートへ。
道路わきにところどころ雪が残る道を，車間に気を付けながらトコトコ登坂します。
ところどころにある展望台へイチイチバイクを停めていくのですが，これがどこも絶景！
新緑と残雪，広大な地形の中に，緩やかなカーブを描きながら伸びていく道…ビーナスラインは個人的には「自然の情景を楽しめる道」と感じましたが，ここは「道のある風景を楽しめる道」だと感じました。
…どちらもおすすめ(笑)
山肌を縫うように作られた道路を登りながら一枚。
この辺りから「駐停車禁止」の看板がちらほら出てきます。
と，いっても微妙に渋滞中なんですけどー(笑)
そして，本格的に硫化水素と二酸化硫黄が混ざったようなにおいが…
個人的にはこのにおい，大好きなんですが（危険人物），一応毒ガスですから，この辺りを進まれる皆さんはご注意くださいｗ
因みに，硫化水素と二酸化硫黄はその場で反応して硫黄を生成しますので，下の写真のように，岩肌はところどころ黄色いです（え？小さすぎてわかりにくいですか？・笑）
古来，それこそ平安時代から日本の輸出資源であった硫黄。
そりゃ，あちこちの火山地帯にいったら純粋な硫黄が転がっている状態では，供給には困りませんよね…（現在は石油の脱硫から硫黄を得ています。天然硫黄は観光地のお土産ですね。）
その後もちょこちょこ展望台で遊びながら登っていきます。
空が近いです…
紫外線云々を考えるときもありますが，ここでは純粋に手が届きそうな雲の高さに圧倒されます。
登山好きな人ってこんな気持ちになるんだろうか…
さて，観光客で大渋滞中の草津湯釜をスルーｗ（ホントは見たかったんですが，登山道をうじゃうじゃと人が…そりゃ，キャンセルです！）
まだまだ登っていきま～す。
下の写真，右奥にもまだ道が続いているのがお分かりでしょうか。
クルマの列も結構なものですが，この辺りまでくると何故か空いてきました。
の～んびり景色を見ながら，時折吹き抜ける突風に身構えながら，天空回廊を進みます。
しばらくすると，道路の脇にはこんな雪の壁が。
一週間前の時点ではもっと高く，10ｍ近かったというのは様々なサイトで見ていたのですが，このときは４ｍくらい…？
ちょっとガッカリしたのは否めませんが，とにかく雪の壁は見れました！
さらにしばらく進めば，そこは…
国道最高地点・渋峠！
この瞬間，私のKLEは（国道）最高のバイクになりました(笑)
これまた初夏の青空に，わきあがる白い雲…最高のロケーションでした。
渋峠前の駐車場はほとんどスペースがありませんので，バイク有利ですね。
このときも，わずかな隙間に４台滑り込ませて時を待ち，運よく車が一台出た後にみんなで並べて記念撮影～
当然ポテトチップスはパンパンです（まだ持ってたのかお前ｗ）
撮影後はしばらく走って群馬と長野の県境へ。
「県境をまたぐ男」とか，頭のネジが大分緩んだ写真を撮影したのち，併設されているスキー場に（ライディングブーツと普通の靴で）登ってみました。
えーと。
５月だというのに普通に滑ってる方がたくさん…春スキーってやつですか。
高地は違うなァ…
と，感心していたら…
ボト。
なんか降ってきました。
上を見上げると怪しい人たちが雪玉投げてきてましたｗｗ
因みに雪玉作っててデジカメが雪に埋もれたらしいｗｗｗ
長野と群馬の県境まで来て，二十代後半４人でしばし雪合戦。
バイク乗りって洋の東西を問わずおバカが多い気がします（もちろん自分含む）
いや，しかし久々に大笑いできました。
マスツー…というか，気心知れた相手とのツーリングの楽しみのひとつですね（ホントか？）。
その後は雪解けに濡れる道で，後ろの二人に水をぶっかけながら（最悪ｗ）下山。
信州中野インターから高速に乗り，渋滞を抜けて帰還。
ちょっと遠かったけど，楽しかった～
さて，今回の通算
西宮名塩まで高速
206.1km/8.86L:23.26km/L
恵那峡まで高速巡航ペース
248.7km/9.3L:26.74km/L
陣馬形登山→蓼科移動
216.3km/9.12L:23.72km/L
蓼科からビーナスぐるぐる
191.6km/8.01L:23.92km/L
蓼科→志賀草津→中央道
220.3km/8.44L:26.1km/L
多賀まで渋滞高速
270.8km/10.7L:25.3km/L
吉備まで高速巡航ペース
266.4km/10.33L:25.79km/L
合計
1620.2km/64.76L:25.02km/L
ガソリン代は約10000円
高速が約10000円
宿＋温泉が12000円
お土産が少々…
あら，３万５０００円位で長野二泊三日って可能なんですねｗ
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