2011年8月31日水曜日

北の国から2011 3日目(後編)

月報を間に挟みましたが,北の国から紀行,再開です。

開陽台を東に向けて突っ切ると,広大な牧草地帯の中を抜けるルートになります。





















そりゃ,牛もわんさかいますよ。
因みにこの牛たち,遠くにいるのを望遠レンズでパシャパシャやっていたら,のっそりのっそり隊列をなして近くまでやってきてしまいました。

すまん, 餌 じ ゃ な い ん だ w w w w 

ひとしきり牛とたわむれた後,適当にダートを抜け(またかよw),北へ進路をとると…





















オホーツク海(なんですかね?)の向こうに知床の山々が見えてきます。
開陽台で,「こっから?近い近い」と言われましたが(実際は結構あるw),走ってみると変化のある風景と,遠くの山々の雄大さに心奪われて,確かに近く感じますね。

羅臼側から知床峠に入ったのですが,名物熊の湯を過ぎた辺りのワインディングで覚☆醒!(笑)






















あっという間に峠のてっぺんの展望広場に(をい)
目の前にで~んと構える羅臼岳。





















見下ろせば海の向こうに国後島。
やっぱり北方四島,近い島ですねぇ…
ちょっと風は強めですが,ここも絶景です。時期柄,ちょっと霞んでいたのが残念…かなぁ。





















因みに風が強いのと,標高が高い(800mくらい)のとで,植生はこんな感じ。
本州だと高山地帯でしか見れないようなハイマツなどがほとんどです。
羅臼岳もそんなに高い山じゃありませんが,てっぺんのあたりは森林限界っぽい様相を呈していますし…
勉強になるなぁ…そうです,これは知見を深めるための旅なんです!(頭悪いです)


そして,ここで海松さん。完全に頭のネジを落としてしまいました。

羅臼側のワインディング楽しかった→ウトロ側は高速コーナー→逆向きに走っても面白そう→せっかくだから身軽な方がいいよね!






















ということで,早々にウトロ側に降下。道に飛び出てくる鹿(自殺志願?)を華麗に避けながら(一度本格的に危なかったですが),目星つけておいた「番屋の湯」へ。
その名の通り,漁師さんが片手間にやってるお宿。
大将は最初すんげぇ愛想悪いですが,「泊まれる人」だとわかるとむっちゃ優しくなります(笑)

どういう意味かって?

内装はモルタル吹付
エアコンなし
屋根サビサビ
温泉はあるけどこれまた内装(ry
で,2500円…に,魅力を見出せる方にはオススメの宿です。あ,同居人に巨大キリギリスが居るときもありますんで注意w

そしてここで荷物をパージ!





















再び,鹿におびえながら知床峠を駆け上がります。速度計はマイル表示ですたぶん。
に,してもこの鹿,全然臆することなく道端で草を食んでおられたので,みんなのカメラモデルと化してました。角も立派だし,画になりますねぇ~

再び羅臼側へ降り,熊の湯でUターン,タイトなワインディングを駆け上がります。
まさにフルバンクで行く週末!
(※注1・バンディットのキャッチコピーでしたが,流石に最近はこんなブッ飛んだ広告は打っていないらしいですスズキさん)
(※注2・KLEはカワサキ車です,悪しからず)

にやにやしながら再び展望広場へ。

















夕日に染まる森と,そこを突っ切る知床横断道路,遠くに霞む国後の風景を,クリック大画像でお楽しみください。

下り(二度目)のウトロ側はの~んびり,茜に染まる知床の風景を楽しみました。
で,私が番屋の湯を今夜の宿に選んだ理由は…

















目の前の道路を渡れば,すぐそこが海だから。
波の音を聞きながら,オホーツク海へ沈む夕日を眺める。贅沢ですよコレ。
せっかくなので,贅沢な雰囲気の片鱗を,クリック大画像で堪能してください。

この後,ヒッチハイカーのおにぃさんとぐだぐだ話して就寝。
旅先では,こーゆー謎な人たちが集まる場所があります。

え?
私?
ふつーの人…だと,思っていたかったんですがww

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