2011年8月21日日曜日

北の国から2011 2日目(前編)

二日目は予定通りAM1:30起床。
苦労してコンタクトを装着(笑),KLEを駐車場から引っ張り出します。
車載の気温計は22℃。心地よい気温です。さすが北海道。

札樽道→道央道で苫小牧まで南下。その後は海岸線を東進します。
高速道路のあちこちに「シカ飛び出し注意」の看板があって,どんだけ鹿口密度が高いのだろうと不安になりました(笑)

苫小牧から東進すると,左手に日高山脈が見えてきます。
そう,ここはサラブレッドロード。





















黎明の薄明かりの中,サラブレッドがのんびりと草を食んでいます。
寝ぼけているのか,慣れているのか,KLEを隣に寄せてのんびり眺めても微動だにせず。
競走馬といえども,通常時は無口(綱を繋ぐための馬装)だけでのびのび育てられているんですね。

日高山脈の淵が白んでくるのを眺めながら,さらに南下。
日の出より少し遅れて…






















日高山脈の南端,襟裳岬へ。
この日は霧も出ず,最高の見通しでした…が,人間が吹っ飛びそうなぐらい風が強かったですw

この襟裳岬,日高山脈がそのまま海中に没していくような構造をとっています。
振り返ると…





















段丘になった山脈に,砕け散る波しぶき。
絶景ですなぁ…
しばらく散策したのち,これまた絶景の「百人浜」を横断する道路を快走。






















しばらく行くと「黄金道路」です。
この路線,工事が難航し,黄金を敷き詰めるほどの費用が掛かったことからこのようなネーミングがなされたのだとか。
確かに…





















トンネルと護岸工事,それから落石除けのシェードの嵐です(笑)
こんな光景がしばらく続きます。
現在でも自然を完全に律することができるはずもなく,路肩崩壊やトンネルの内部改装が多数。
トンネル内一旦停止で,その先岩盤剥き出し…というレアな状態も見ることができました。

そして,広尾集落を超え,しばらく北海道らしいまっすぐな道を楽しむと,脇道への看板にふとした表示が。





















なんでも,この農道を作るために地面を掘り返していたら,象の化石が発掘されたんだとか。
今では「ナウマンゾウ」として教科書などにも載っている有名な化石ですが,発見は偶然だったんですねぇ…
ちょっと山の中にあるため,アブやハチがものすごい量飛んでいました。
刺されるのもいやなので,撮影後,早々に退散(笑)

このまま進むと,黄金道路で地元の人に教えてもらった「釧路への近道」があるはずなんですが…?

その実態は,後編に続く(笑)

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