2013年5月6日月曜日

寅年生まれ,トラで虎に乗る

お仕事で見事に削減された連休w
GWは毎年旅に出ていたのに…と思い,記録を見直すと,そうでもありませんでした(爆)
大きいのは去年の長野と,4年前の九州くらい。

とはいえ,全く出歩かないのも心身ともに腐るなぁ…と考えながら,気づいたら試乗予約を入れていました(病気)


















がおー

と,いうわけで御世話になったのはトライアンフ岡山さん。
試乗車は…

タイガー800


















イギリス製のバイクって,ちょっと面白そうじゃありませんか。
と,いうか…

並列3気筒エンジンの時点でフツーのバイクじゃありません,コレ。
日本では軽自動車のイメージが強い三気筒ですが,800ccのタイガー用はフィーリングも音質もまったくの別物。

アイドリングでは「ぎゅるぎゅる」と,どちらかといえばマルチエンジンに近い感じ。

さて,では乗ってみましょう。
用意いただいた車両は,ローシート+ローダウンリンクが組み込んである車両で,足付きはかなり良好。169cm,57kgの海松で両足べったり。


アイドリング付近でのトルクにやや線の細さを感じますが,2000も回っていれば流れの早い幹線道路についていけるくらいの実力はもっています。
その気になれば結構どこからでも加速できるあたりも素敵。加速時の音はまさに”咆哮”のソレ,マルチにない荒々しさと,ツインにないなめらかさ…素直に「楽しい!」・・・顔がにやけていたかも…




















メーター周りはわりとシンプルです。
鋭いピックアップにきっちり追従するアナログタコメーターを右に。左の液晶には車速やトリップ,燃費計を切り替えて表示させることができます。
時計やポジションセンサーも標準装備で,お気楽ツーリングの装備としては二重マル。


さて,試乗から帰ってくると…


















真っ赤なタイガースポーツ1050が。
「せっかくだから,乗ってみてください♪」ですって。御言葉に甘えてもう一回り。

もちろん並列3気筒ww
ただし,排気量1050cc…って,もはやマーチとかその辺のエンジンが股下にぶら下がっているのに等しいです。発熱も相当なもの…夏場は走っていないとつらいかもしれませんw

ただ,乗ってみるとかな~り素直で扱いやすく感じました。ひょっとしたら800よりもフレンドリーかも?
音質,フィーリングともに「背の高いCB750」という感じ。教習車の乗り味が好きだった…という方にはお勧めかも知れません。

もちろん,排気量なりのパワーとトルク,右手にちょいと力を込めれば,800よりも一回り大きな咆哮を轟かせて猛然と加速していきます。体感的には発進から2~3秒でバイパス制限速度(70km)に到達…高速主体の長距離ツーにはよさそうです。



さて,タイガースポーツの試乗を終えて帰ってくると…




















ちょ,ムリ!それはムリ!


と,御断りはしたんですが…トライアンフの旗艦,タイガーエクスプローラーまで用意して頂きました。「せっかく来ていただいたので~♪」って…

大虎です,大虎。
最大出力137馬力,最大トルク121Nmを発生する1215ccの三気筒エンジン。
260kgを超える車体を軽々加速させていく余裕…御値段は実に200万円超(この試乗車,オプションモリモリなのでもはやいくらなのかわかりません)。


コカしたら(肉体的にも金銭的にも)死ねる!と,ビクビクしながらまたがります。





……あれ?思ったより普通に乗れます。ちょっと拍子抜け。
エンジン始動すると,さすがに排気量なみの轟音が響きますが,電子スロットル制御のアクセルはびっくりするくらい軽いです(ついついひねっちゃうじゃないかw)。


さらに…


















40km/h以上で作動するクルーズコントロール。もはや二輪自動車ですな。
6速60km/hでクルコンを試してみましたが,快適そのもの。

下り坂でクルコン特有の妙な反応を示しますが,高速を一日でドーン!と移動するには最高の道具でしょう。


「ひょっとしたら,宗谷海峡以外,フェリー使わずに北海道まで走っていけるのではないか?」なんて,今までの自分では考えもしなかったことを考えてしまったり…ちなみに,クルコン使用で高速燃費は24km/L程度とのこと。思ったより経済的ですね。


試乗前はそのサイズにビビっておりましたが,試乗を終えるころには「さすが旗艦,これが一番楽しいなぁ」に変わっていました。
まぁ,値段的に絶対買えませんけどねw


自制心にまるで自信がありませんので,ハンコとかクレジットカードとか,そういう危険なものは持って行きませんでした…が,なぜか見積もり用紙だけはもらって帰ってしまいました。

タイガースポーツは自分の使い方に合わないし,エクスプローラーはもうちょっと自分に余裕ができてからじゃないとバイクに負けそう…と,いうことで,見積もりは800の”XC”。
試乗車はありませんでしたが,展示車にまたがることができたので…

たまーに未舗装路に突っ込む自分のツーリングには,ダートを見据えた800XCが一番かな…と。

ただ,これも問題があって

足がつかない!

足を伸ばす方法,ありませんかねぇ…?
と,いうかKLEで両足べったりの私がつかないんじゃ,日本人の多くはXC乗れないんじゃ…

2 件のコメント:

  1. わしも移転前のパドックの試乗会に行ったよ。
    吉備新線だったから、ブッチぎれた(笑)

    デイトナは死ぬかと思った。
    ボンネビルか、ストリートトリプルが射程範囲かな。

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    1. >コー殿
      今のパドックは山陽→山陰ルートの補給基地として機能しているとかw

      実はトライアンフを知ったのが,高速で出会ったデイトナ。
      乗ってみたいけれど,求める方向性が違いすぎてつらいんだろうなぁ…と思ってしまいます。
      ボンネビルもカッコよいですが,アドベンチャー系も是非!

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