本当はこの三連休,「青森号で行く青森の旅」なんていうフザけた内容の旅行を考えていたのですが,諸事情により中止に。
ぢゃ,何か代わりに楽しめる企画を…ということで,実は行ったことがない淡路島へ行くことにしました。
これまた自分で通過するのは初めての明石海峡大橋をこえて~
やってまいりましたのは,淡路の西。
北淡震災記念公園,野島断層保存館です。
でっかく駐輪場がとってありますので,あったかくなったらツーリングで再訪もいいですかね。
中はもちろん阪神・淡路大震災の記録,保存施設…
なんですが,断層と遺跡の位置関係を表した光りモノに反応してしまうワタクシ。
でも,自動ドアをくぐると,そんな気持ちは一気に吹き飛びます。
だって,目の前にこんな光景が広がりますから。
震災後2年たってなお,崩れたままだった断層付近の状態を,樹脂コーティングしてそのまま保存した「断層保存館」。
アスファルトがめくれ上がり,側溝が大きくズレている様子が,大地の変動の大きさを物語っています。
学芸員さんの説明も丁寧で,どのような経緯でこのようなことになったのかが良く分かります。
断層のズレがどの程度なのかは,こんな感じで分かりやすい展示に。
オレンジの丸印が本来隣り合っていた場所…ということで,水平方向1m,垂直方向50cmのズレだそうです。
これがわずか十数秒~数分の間に動いたというのですから,まさに「生きている地球」というやつですね。
断層表面は,多少風化されているとはいえ,当時の様子をよく残していました。
断面もみることができ,断層を境に左右で全く岩盤の様子が違うことを確認できます。表面は土で覆われていてみえませんが,ひとたび地中に目を移せば,実に様々な地盤が重なってできているのだということを実感させられました。
中編へ続く。
>震災後2年たってなお,……
返信削除18年たってますよ
>匿名殿
削除あぁ,失礼。日本語って難しいですね…
「保存完了(樹脂注入)」が震災後2年,の意味です。
経年変化というのは結構な課題のようで,施設や資料のメンテナンスは大変そうでした。
すごいなぁ。
返信削除地震の時、たまたま断層の上に立ってたらどうなるんだろう?
勢いで跳ばされるんかな?
それとも劇的な瞬間をみれるんだろうか?
骨折れるんじゃろか?
って空想膨らみ中ww
>まつなが殿
削除目の付けどころがww
模型で地震の揺れを再現していましたが,上下方向にもかなりの動きがあったようです。
ということは,「勢いで跳ばされる」が正解じゃないかと。
断層が横切った家は,家屋全体が傾いておりました。
不謹慎かもしれませんが,地面が動く瞬間…というのは興味深い現象ですよね。