2012年8月10日金曜日

生野に行くの(中編)

さて,それでは坑内探検へ♪





















おフランス式の坑道入口からはこの真夏なのにひんや~い風が出てきます。
それもそのはず,坑内温度はなんと年間を通して13℃!湿度が高くなければ居候したいような環境です(ちなみに湿度は90%を維持…住めませんw)。

坑道内は近代鉱山の遺跡と,中世鉱山の遺跡再現の2ブロックに分かれています。
展示は結構綺麗で,坑道も普通に人が歩きまわれるように補強・調整済み。





















説明はきちんと(パネル&音声)なされていますし,明かりも十分,純粋に鉱山のお勉強に行っても楽しめると思います。ワインも熟成されてますしね(関係ない)



ただ…


こちら,中世鉱山の再現ですが,





















ライトの明かりに照らされた人形が,電動で「ギギ…ギ…」とかいう音をたてて動くので,


すごく不気味wwww

しかも動きとか服装の再現が妙にリアルなので, 途中から所謂「不気味の谷」みたいなものを感じてしまいましたw

近代鉱山のほうも同じく…





















内容はしっかりしていますが,やっぱり不気味www
上は発破の再現ですが,雷管むき出し,ダイナマイトは壁に直で埋め込み…鉱山というのは思っていた以上にワイルドな作業場だったんだなぁ…と。

涼しい坑内で小一時間,楽しめる展示でした。
途中,鉱脈の見分け方とかも書いてありましたので,じっくり楽しみながら…昔に想いを馳せながら見学すれば,一時間半くらいはウロウロできそうな気がします。

その後は,外の展示館を見ていきますが,坑内との温度差が…眼鏡っ子にはツラいですw





















最近の鉱業(?)ということで,単結晶シリコンの展示があったり。
初めて見ましたが,結構小さかったです。手前にはシリコンウエハが見えていますが,こちらはLSIができるまでのエッチング過程などが詳しく解説されておりまして,半導体産業の根本を理解するには良い展示でした。

こちらは江戸期の坑内模型





















自分もこんなの作ってみたい…とか思ってしまう私はやっぱり変態だと思います。
いや,でもリアルな模型作るのって楽しくないですか?

この後は,ミュージアムショップで適当に買い物。
坑内熟成の日本酒とかワインが欲しかったんですが,高くて買えなかったので夏蜜柑酒買ってみました(何)

後編に続く…

2 件のコメント:

  1. こういう探検は好きですねぇ。
    石見銀山とかムーバレーとか。

    でもカメラの結露がちょっと不安だったりするw

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    1. >まつなが殿
      お人形さんが充実してましたw
      この時期,涼しいのは大歓迎ですね。

      カメラは…出入りの際はカメラバッグで防御!でいかがでしょうw

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