2014年2月11日火曜日

宮城に行ってみました(1)

馬鹿なんですか?って聞かれますた。



言うまでもないでしょ?と返してみたい。

もともとドライブが好きで,前車がレガシィワゴンという国内屈指のツーリングカーだったこともあり,未だに「遠出したい病」を発症することがあります。

珍しく(?)完全フリーの2.5日間ができたので,ここぞとばかりにツアー決行。
日本列島はウン十年ぶりの大寒波+豪雪に見舞われておりましたが,そんなの関係なし。
だって四駆だモン!(馬鹿)


とはいえ,通行規制には勝てず・・・
当初は「青森で寒立馬でも見ようかな」と思っていましたが,道路状況と気象状況の悪化から危険と判断。
じゃ,イケるとこまで行ってみよう・・・ということで,気づいたら上越で最初の給油を行っておりました。


















ここまで700km。
そして気づきました・・・

この豪雪の中,北陸道だけがチェーン規制のみの通常運転である理由に。


除雪半端ナイ!

ICを3つ過ぎる間に必ず一台は除雪車が走っています。
しかも本格的なロータリーがモリモリ路肩の雪を喰って,ガンガン外へはじき飛ばしていきます。

そしてそれを慣れたクルマ捌きでパスしていく北国ナンバー勢。
90kmクルコンセットの青森号,バンバン抜かれていきます。すげー

道路公団と利用者の阿吽の呼吸で成り立っていると言っても過言ではない冬の北陸道。
やっぱり旅は新しい発見があって良いですね。

で,ながーいながーい新潟を途中で東へ。
磐越道で日本の背骨を越えていきます。


















この辺でがっつり景色が雪化粧。
それでも道路に雪は無し。すげー

標高があがるに連れ,天気が不遜になっていきましたが・・・トンネルを越えた途端に


















晴 れ ま し た !

ちょうど会津若松の辺りです。
八重の桜の最初の舞台はこの辺りなのね~,と思いながら。
雲に隠れている磐梯山に出てきてくれないかな~,とも思いながら。

おもむろに猪苗代湖ICで途中下車。
野口英世記念館とかがあるので,そっちも一瞬考えたのですが,選んだのは・・・





















しぶき氷。
風で吹き上げられた猪苗代湖の湖水が木に付着し,それが凍るんだそうです。

駐車場までが地吹雪+凍結路なので,割と楽しいドライブコースになってました。
で,駐車場から15分程度,シンと静まりかえった雪深い森の中を進みます。

先駆者たちの足跡が大変ありがた~い・・・

で,見れたのがコレ。





















つららじゃないです,しぶき氷です。
純粋な真水ではないので,うっすらと氷に色がついています。

茶色というか,ベージュというか,少しピンクがかっているような気も・・・汚い感じではないです。
なんだか不思議な感じ。

木をアップで見てみましょう。





















湖に面している側だけ,みっちり着氷しています。
たまに突風が吹くと,「ミシリ,ミシ・・・」という氷が木からはがれる音が聞こえるのがまた奥ゆかしい・・・

ほかの場所でも





















こんな感じでもっちゃりついていました。
自然の芸術・・・というか,自然の過酷さと,それでもここに生えてる植物のたくましさを感じられるポイント,だと思います。

その後,夕闇(広島よりだいぶ東なので,日が暮れるのが早いこと早いこと)の中を白鳥探し。

こんなのを期待していたんですが・・・






















ほとんどカモしかいませんでしたorz
白鳥さん,どこに行ってしまったのかしら?

この時点で5時半,周囲は真っ暗・・・
「一日1000kmくらいは走れるんじゃないか」という根拠のない自信に沿って予約しておいた仙台のホテルへ向かいます。

東北道に入っても,これまた路上に雪は無し。
でも,仙台市内に入ったら

人外魔境状態でしたw 必死すぎて写真撮れてないw

これまたウン十年に一度クラスの大雪だったらしく,幹線道路で道幅3/4,路面は真っ白,あちこちに轍ができていてクルマが激しく揺すられる状態。
挙げ句の果てにはピザ屋の三輪バイクが全輪ドリフトでエクストリーム配達してたり(危険),交差点をお構いなしに突っ切っていくタクシーがローライダーみたいにバッコンバッコン跳びはねてました。すげー

この日は牛タンを食して就寝。
クルコン使って高速を走る分には,あんまり疲労も感じず楽チンでありました。

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