３日間で行く屋久島（往路道中編）

今年もまた，屋久島へ…
もはや“島帰り”みたいな現象になってますｗ

ちょいとハプニングもあり，まさかの「トータル三日」でまわることになってしまいましたが，今回は部門別で内容を紹介。

というわけでまずは道中編。
お盆の高速道路はどんな状態かな～っと…おげぇぇ！

渋滞はおこるだろう…と，踏んで，早朝出発をしたにも関わらず，SAでは上の写真のように給油渋滞，その他各JCTでも5km～20km規模の渋滞です。

それでも，いろんなワザを駆使しながら九州道を南下。
600kmを走りきって，指宿スカイラインに突入です。
以前来たのは５年近く前…なんだか道の荒れ具合が進んでいる気がしますが，そこはデュアルパーパスのKLE，少々舗装が荒れていようが，急な勾配が続こうが，走行にほとんど影響なし。
ツーリングバイクとしては，ずぼらに走れるというのは大きなアドバンテージです。

展望台から望遠レンズで，夕方からお世話になる谷山港を一枚。

各島を結びつつ，沖縄まで（！）向かうフェリーと，海上保安庁の巡視船が見えます。
屋久島，種子島に向かうフェリー「はいびすかす」はまだ接岸していないようです。

この後，知覧の特攻平和記念館を経由して，夕方には谷山港へ。
産業道路を走り，フェリーターミナルへ向かいます。

・・・
・・・・・・フェリー・・・ターミナ・・・ル・・・？工事事務所じゃなくて？（失礼）

ここで確認しておくと，
屋久島へ向かう手段はいくつかあります。

☆飛行機
鹿児島空港から屋久島空港まで飛んでいます。日本エアコミューターがボンバルディア機を飛ばしています。
高コストですが，時間は一番かかりません。また，台風や大寒波時の離島手段としては，最も最後まで運航します。

☆高速船トッピー＆ロケット
鹿児島港から２時間程度で宮浦，安房港を結びます。
いわゆるジェットフォイルで海面を疾走。乗り物としては楽しいです(爆)
海況が悪くなるとすぐ欠航になるのと，クルマ，バイクの積載ができないのが難点。

☆フェリー屋久島２
鹿児島港から宮浦港を４時間で結びます。
二輪車であればお値段もだいぶリーズナブル。４時間の船旅が苦にならない＆朝８時には乗船しないといけないのが問題にならない，という人におすすめ。
自走で渡る人のスタンダード…ではないでしょうか。

☆フェリーはいびすかす
まず，この写真をご覧頂こう！

※フェリーです。

※二度言いますが，フェリーです。

なんとなく，フンイキを理解して頂けたでしょうかｗ
そう，フェリーではありますが，もともとは貨物船（RO-RO船）です。
フェリーですが，人が入るデッキは船尾部分，おそらく，もとは乗員用の居住区か倉庫を改装，拡張した空間だと思われます。
もちろん雑魚寝オンリー

「海が綺麗ね」なんて言えるわけもなく，デッキから見えるのは巨大なクレーンと貨物コンテナの束ｗ
乗り降りはフォークリフトが走っていたランプをクルマもバイクも人も通ります。

もう，この圧倒的なカオス感。好きな人は大好きだと…ちなみに私は大好きですｗ
メリットは「安さ」。バイクごと往復しても，高速船の往復賃より安いです。
デメリットは↑のカオスな感じと，18:00谷山～21:40種子島～7:00屋久島，という運行時間帯でしょうか。

しかし，それすら…

サンセットクルーズや，満点の星クルーズが楽しめると思えば，デメリットにはあたらないのでは。
ただし，繁忙期はデッキにゴザ敷いて人が転がってるので，踏まないようにご注意くださいｗ

ついでに，朝早くに屋久島入りできるので，一日フルに楽しめる…という使い方もできます。
時間が許せば，常用手段ですな，これは。宿賃浮くし。