続いて2本目のダイブ。
タンクを12Lに換装,エア量を十分に確保して…遠泳wボート欲しいww
向かいますは一奏沖のポイント「ゼロ戦」。
ほんとはゼロ戦じゃなくて天山艦攻なのでは…という説もありますが,ペラの枚数が3枚くさい(大半は埋まっていますので,確証はもてません)ので,天山ではないような。はて実際はなんなんでしょう…
終戦から68年の時を経て,屋久島沖の水深20mに静かに横たわっているエンジン~操縦席部分。
すっかり漁礁となっています。巨大なアザハタがヌシに。
近づいていくと・・・
群れ,群れ,群れ~
プロペラやエンジンといった機体の形をとどめる人工構造物に集う大量の魚たち。
戦闘機クラスでこんな状態ですから,ビキニ環礁に眠る“長門”や“サラトガ”はどれだけすごいんでしょうね。行ってみたい。
機体のまわりをぐるぐるしてみます。
砂地にエビ。ちょっと本土では見られない組み合わせかもしれません。
さらにエビ。
クリーニングにいそしむエビ。魚も気持ちよさそう。
クリーニングスポットにもなっているみたいです。
大人しくクリーニングされているのは巨大なウツボ。
こちらがカメラを近づけても微動だにせず。
人間に触れる機会が少ないのと,クリーニング中であることが相まって,超リラックスモードでした。
メカ的な部分としては…
エンジンの冷却フィン部分がかろうじてわかる程度には原型をとどめております。星型エンジン独特の,シャフトをぐるりとシリンダーが取り囲む構造もよくわかりました。
魚目当てではなく,機体調査目当てで潜ったら,もっと色々なことがわかりそうです。次回リクエストしてみようかなw
20mという深度なので,あんまり長居はできません。
惜しい気もしましたが,離脱…
少しずつ・・・少しずつ朽ちて海に還っていく機体。
この先何年「ゼロ戦」として楽しめるかはわかりません…が,個人的には屋久島で潜るときには,ぜひ訪れて頂きたいポイントです。特に,マニアックな男子諸君ww
さて,ラストの帰路編へ続く。
2013年8月26日月曜日
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きれいな写真だなあ。
返信削除着水時に曲がったプロペラが痛々しい。
>コー殿
削除この日は気持ちよいくらいの屋久島ブルーでした。
プロペラもなんですが,エンジンの放熱フィンの隙間にエビがごっそりいたりして,こうやって朽ちていくのが良いのか悪いのか…うまく表現できない感じでございます。