朝5時に船内放送でたたき起こされて出港。
7時前には屋久島が見えてきます。
汽笛を鳴らして入港。
この時期,7時でも太陽は高いのですね。
ちゃかちゃかと下船準備をして,早朝の屋久島に走り出します。
とりあえず,目的地は永田(ながた)集落。
途中には,ウミガメ産卵で有名な「いなか浜」があったりします。
砂浜と海,森(山)の組み合わせが最高ですね。
左下に見えるのは民宿「送陽邸」。趣のある宿だそうで,いつかここに泊まるのが夢のひとつだったりします。
ずんずん進んで永田集落直前。
山が深い…今年の屋久島は妙に雨が少ないらしく,「ひと月に35日雨が降る」と言われた面影はあまり見られません(むしろ,川とか滝が干上がってるw)
この霞は…なんなんでしょ,水蒸気じゃぁないでしょうねぇ…
永田まで行ったら(単純に走りたいだけ),Uターンして戻ります。
今度は時計回り,海沿いになりますので…
こんなところに寄って,こんな風景を見てみます。
南国っぽいですね。
ここは夕陽も綺麗なのでおすすめの場所です。
展望台で何度か止まったり,旧道に入って藪漕ぎしたりw,二年前とちょこちょこ変化した島の風景を楽しみながら,お宿へ。
トントンとテントを設営,温泉で汗を流してから,今度は島の南東部へ。
安房(あんぼう)の集落から島の中心部に向けて進むと,「屋久杉記念館」やら「ヤクスギランド」やら,有名な「縄文杉」への入り口である荒川登山道などが見えてきます。
・・・が,華麗にスルーw
ここから先,しばらくは山縁を走りながらぐんぐん高度を上げていく,豪快な山岳ワインディング路が続きます。
スロットルを気持ち開き気味にしながら駆け抜けると,標高の高さからくる涼しさと相まって非常に気持ちよい…これぞ駆け抜ける歓び(違)
途中からは相応の隘路になりますが,その先には何があるかと言いますと…
これです。紀元杉。
標高1230mに生えている屋久杉です。名のある杉の中では唯一,クルマやバイクで根元まで行ける=記念撮影ができるw,というありがたい杉です。
てっぺんは若干お疲れモードですが…
下の方はまだまだ元気です。
「木から木が生える」という屋久島特有の現象もしっかり見ることができます。
ひとしきり涼み,記念撮影をした後で山道を下ります。
行きには全く見かけなかったのに,帰り道では…
鹿(ヤクシカ)
ちっちゃくてめんこいのぅ…
猿(ヤクザル)
やっぱり,ちっちゃくてめんこいのぅ…
ついでに,気になったので林道にも突入してみましたw
驚くほど森が似合うバイクww
この紀元杉自走コース,屋久島の自然をしっかりと楽しむことができます。しかも,驚くほどお手軽に。
「苦労が伴わなきゃ,感動も薄いんだ!」というツアーも良いとは思いますが,時間が無い中でも屋久島を味わいたい…という贅沢な考え方には一番マッチしたルートのような…
もちろん,ヤクスギランドや資料館などのオプションも加えられますので,余裕に合わせてチョイスをしていくのが良いでしょう。
下山して一休みしたあとは,海の中へと続きます。
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